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空き家DIY体験ツアー第2弾 ~みんなで作ろう!お試し住宅~ #2

「空き家DIY体験ツアー第2弾“みんなで作ろう!お試し住宅”の第二回目を、2023年12月16日、17日に開催。

前回(11月)はさわやかな秋晴れのもとのDIY。
しかし、今回は打って変わって、冷たい風がピューピュー吹きすさぶ中でのDIY。
時折雪がはらはらと、降ったりやんだりする始末…

今回は、DIYの定番、床のフローリング貼りと床ぬり。
寒空のもと、2日間みっちりと。
お陰様で、温かい雰囲気で居心地の良い空間が完成しました。その時の様子をお届けします。



昭和テイストのツタがからまった雰囲気がある古民家を、お試し住宅に整備しようと、2023年11月からDIYツアーを開催。
みんなでDIY。その名も、DIT (Do it together!!)
1回目は、漆喰塗りと窓の手すり作りを。
2回目の今回は、DIYの定番、フローリング貼りと床ぬりにトライしました。
どちらのツアーにも参加してくださった方、はじめましての方、何度も足を運んでいただいている方、山大リノベ部の学生さん、年齢も背景も様々な方々が集まって。

フローリング貼りは、二人一組で進めていく必要がありましたが、みなさま、初対面とは思えないほどのチームワークで、和やかに、しかしスパスパと、どんどん床が貼られていきました。
床材は山口県産の無垢材、塗料はドイツの天然の素材を用いたモノを使用。
二人一組になって寸法を測って切断、木材の裏に接着剤を塗布、その後にインパクトドライバーで釘付けしていく。
ひたすらそれを繰り返す。黙々と。
根気のいる作業だが、笑い声が絶えない感じで、和やかに作業が進み…
あれよあれよという間に、どんどん床が出現していきました。
しかし、古民家は、色々な場所に歪みが生じている癖がある感じ。
フローリングの端は歪みに合わせた微妙な調節が必要で、そこはインストラクターの腕の見せ所。ノミやカンナを駆使して、隅までピッタリさせる技に、みんなの歓声が響きました。

その後は、床に塗料を塗布していきました。
無垢の色も綺麗だけれど白すぎて寒々しいため、暖色系のドイツ産の塗料を用いて。
慎重に慎重に塗り重ねていき、なんとも雰囲気のある、温かい雰囲気に仕上がりました。
降っていた雪も、終了時には降り終わり、西に傾いた太陽の光がまぶしく、暖かく。
まるで、頑張ったみんなを祝福しているようでした。

一回目の記事の冒頭でもお伝えしたとおり、このプロジェクトでは、関係人口の創出拡大、中心市街地の空き家の利活用及び地域の活性化を目指しています。
コンパクトな街づくりを進めるには、スーパーや役所などの施設を集めて、にぎわいを作る必要があります。そのために、お試し住宅を整備して、移住者や移住を考えている人、そして美祢と関わりを持ってくれる方々と今後もつながりたいと思っています。

美祢魅力発掘隊 廣中

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